2021年12月23日
ようこそ、川口教会へ、心から歓迎いたします。私達の川口教会は、1926年(大正15年)に創立されたプロテスタント教会です。今宵、皆様と共に、主イエス・キリストのご降誕をお祝いし、礼拝を捧げることが出来ましたこと、心から感謝したいと思います。
皆さんは今年のクリスマスをどの様な思いで迎えられているでしょうか。喜んで迎えられる方もあれば、様々な悲しみや苦しみ、痛みを覚えながら迎える方々も居られることと思います。
今年は豪雨、台風等による自然災害は少ない年でした。しかし、コロナウイルス感染は我が国ばかりでなく世界中に蔓延し、未だ収束されていません。沖縄の辺野古の海や宮古島に軍事基地をどうしても作りたい、憲法を改悪して戦争を起こし易くしたい、と言う様な政治の姿勢には不安と恐れを覚える時勢です。
しかし、主イエス・キリストは2千年前に、喜びや悲しみの中にある人々の中にお生まれになりました。救い主・メシアの降誕です。東方の占星術の学者達は星に導かれてベツレヘムで幼子主イエス・キリストにひれ伏し、黄金、乳香、没薬を捧げました。喜びにあふれていました。これは、初めての礼拝でした。羊飼い達は「いと高きところには栄光神にあれ、地には平和、御心に適う人にあれ。」との天使の賛美を聞きました。これがクリスマスの出来事です。主イエス・キリストは私達と共に居て下さいます。この世界に神様が御子を送られた出来事をご一緒にお祝いしましょう。皆様に主イエスの恵が豊かにありますようお祈りします。
2021年12月24日
日本基督教団 川口教会
牧 師 本間一秀